和合まちかど情報

2024/10/24

  「車輪梅（シャリンバイ）」

• 草木染の材料としても有名な「車輪梅（シャリンバイ）」
  春に梅のような白い花をつけたのち、秋になり、実が黒紫色に色づいてきました。
  草木染では、樹皮や、葉っぱや実を煮て染料を作り、そこに布を入れて染めます。
  染まり具合を見て、布を取り出し、水洗いをした後、媒染液につけます。
  媒染液は染めた色を定着させるために必要です。（媒染液を使わないやり方もあります）
  「車輪梅（シャリンバイ）」にはタンニンがたくさん含まれています。
  タンニンは鉄分と結びつきやすい特徴があります。それを利用し、車輪梅で染め、鉄分が含まれた泥水で媒染して作られるのが、奄美大島で有名な黒みを帯びた茶色っぽい色をした大島紬です。
  鉄媒染は、サビた古い釘と酢で簡単に媒染液を作ることができるそうです。
  車輪梅で草木染。自宅でチャレンジしてみようかな…と思います。
  
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