今話題の．．．

2024/11/30

  「人生会議」

• 今日、１１月３０日は「人生会議の日」です。
  厚生労働省では１１月３０日を「人生会議の日」として、もしもの時のために自らが望む医療やケアを受けるために、大切にしていることや、望んでいることなどを前もって自分で考え、ご家族や親しい人たちと話し合う「人生会議（ACP）」を普及・啓発を行っています。
  １１月２７日１０時～富塚協働センターにて市民向けACP（人生会議）研修会が開催されました。浜松市医師会理事で在宅医療推進委員会の委員の坂の上ファミリークリニック理事長の小野宏志先生をお迎えし在宅医療のお話を、次に浜松医療センター緩和医療部長の宮﨑真一郎先生の「人生の最終段階・死について考える」という講義を聞きました。人生の最終段階を想像することは誰にとっても怖いこと、また、タブー視されてきたことですが、元気なうちに、これからのことを考え、その時にどうしたいか、どうしてもらいたいかという事を親しい人と共に話し合い、人生会議手帳に記述しておくことは、今をどう生きるかに繋がるというお話を伺いました。もしもの時の選択を自己責任で行うためには、自分を理解し、一緒に価値観を分かち合ってくれる人が必要であり、そのためには、対話が重要であるというお話は、とても共感できるものでした。
  講義の後、浜松市ACＰリーダのもと、グループに分かれ実際に「人生会議手帳」の記入を行いました。記入することで、漠然としていた、今後起こるであろうことが、自分事としてとらえることができました。
  元気なうちに、豊かなシニアライフを送るために、最後まで自分らしく生きるために、「人生会議手帳」を手にして、自分自身と向き合ってみることはとても大事なことと感じました。
  人生会議手帳のお問い合わせは
  浜松市役所高齢者福祉課　０５３－４５８－４８８５
  地域包括支援センター和合　０５３－４７５－５５６０
  

記事一覧を見る