今話題の... 最近、巷で話題になっている情報についてのコラムを掲載いたします。 2024/11/23 「年賀状じまい」 今年も年賀状の季節がやってきて、車で走っていると早期印刷などとかかれたのぼり旗を見かけます。皆さんは、そろそろ年賀状のご準備を始められましたか? 一方で、最近よく聞く言葉に「年賀状じまい」という言葉があります。 年賀状のやり取りは、平安時代貴族の間で始まり、江戸時代には、庶民にまで広がったと言われています。郵便制度ができたのは明治時代。その後、年末年始の挨拶をハガキで出すという事が日本中の国民に浸透していきます。年賀はがきのピークは昭和10年頃で7億通。戦争中は中止だったそうです。戦後、昭和23年に年賀郵便の取り扱いが再開されます。 そして、昭和、平成、令和と時代は進み、日本国民の年末行事のように、当たり前のように書いていた年賀状ですが、最近では、価値観の変化、社会の変化、SNSなどの普及、ハガキの高騰、終活の一環としてなどの理由で、「年賀状じまい」が話題になっています。 私のところにも近年、今年で年始のご挨拶は最後にさせていただきますといった文面の年賀状が届くようになってきました。 しかし、「年賀状じまい」は、年賀状での形式的なご挨拶を止めるというだけのことで、お付き合いをやめる事ではありません。 上手に、「年賀状じまい」ができ、何かの時には連絡が取り合える、そんないい関係性が今後も続けられるといいなと思います。 記事一覧を見る